古代・ドゴン族は人類起源の謎を宇宙人から伝えられていた【都市伝説】
人類の創造主は誰なのか?諸君たちもこの疑問に行き着き、考えたことがある者も多くいると思う。「ダーウィンの進化論」では、人類は猿から進化したということが一般的に知られているが、実はダーウィンは「人類の進化だけは説明できない」と言っている。
なので「ダーウィンの進化論」が現在のように伝わってしまったのは、ダーウィン自身も不本意だと思っているだろう。ダーウィンは、人類の進化の過程には多くの「矛盾と謎」があることに気づいていたと言えるが、実は世界には宗教的に「進化論」を信じていない人は多く存在していた。
「創造論」では人類は、ユダヤ教、キリスト教、イスラム教など、宗教ごとにそれぞれの神が人を作ったと考えられており、これらの宗教人口を考えるとかなりの数の人が「創造論」を信じていることになる。
しかし、実は神が人類を創造したのではなく、人類は”宇宙人に”遺伝子操作”で作られたという説を信じる人も多くいる。
私のゼミでも、人類は惑星ニビルの宇宙人アヌンナキにつながるという話に触れたことがあるが、人類が宇宙人アヌンナキによる遺伝子操作によって創造されたという以外にも色々な説があるようだ。そこで、今回は人類創造・アヌンナキ説以外の「人類創造・宇宙人遺伝子操作説」を紹介する。
宇宙人「エロヒム」説

これはカーレーサーだったラエル氏が提唱する説で、彼は1973年にフランス中部のクレルモンフェラン近くの火山のクレーターで、空飛ぶ円盤から現れたエロヒムと名乗る、身長120センチで肌がオリーブ色でアゴヒゲを生やした異星人とコンタクトしたと言われている。
ラエル氏は、宇宙船から降りてきた宇宙人エロヒムに異次元の世界を案内され、人類の起源は宇宙人エロヒムが創造した事が始まりで、その優れた科学力により、25,000年前にクローン技術によって創作したのだと教えられたと主張している。
また、地球上の生命は全てエロヒムが大昔に創造したものだとも言っており、彼らは文明が高度に発達した惑星から逃げ出してきた科学者で、DNAの合成実験により人工生命を生み出したもので、旧約聖書の内容は、宇宙人による地球生命の創造を記したものだとも語ったと言われている。
そして、エロヒムが人類を導くために地球上に送り込んだのが、モーゼ、イエス、ブッダ、マホメットなどの宗教的指導者たちで、その最後にして最大の預言者がラエル氏だということだ。
ラエル氏は、エロヒムの最高指導者ヤーウェに導かれて彼らの惑星に行き、イエス、ブッダ、マホメットらと会い、彼らの額から採取した細胞でクローンが作られるのを見たそうだ。
ちなみに「エロヒム」は、ヘブライ語で「天空より飛来した人」の複数形となり、ラエル氏の主張によれば「ラエル」はヘブライ語で「エロヒムの大使」の意味になるそうだ。
このエロヒム説の信ぴょう性についてはわからないが、実に興味深い内容も含まれていると個人的には思う。
年代の「25,000年前」というのは少し時代が新し過ぎるように感じるが、私の知るスピリチュアルの世界では、いわゆる「魂」は永遠の存在と言われているため、「イエス、ブッダ、マホメットに会った」とする主張も、あり得ない話ではないかなと思う。
しかし、「ラエル氏」や「エロヒム」の認知度を考えると、ラエル氏が「最後にして最大の預言者」だというのは、いささか大げさな表現のように思う。
また、DNAの合成実験であるエデンの園は、イスラエルにあったとされる話があるが、エロヒムの1人「アマミキヨ」が最初に降り立ったのは沖縄であったとも言われていて、与那国島の海底神殿が、もしかしたらそれに関係しているのではないかと想像を掻き立てられる。
少し話はそれるが、1997年に発表されたメッセージでは「エロヒムとイスラエルの民とのつながりは終わりに近く、エロヒムの保護を失い離散するだろう」というものがあった。
そして、2009年(ユダヤ歴5769年)にイスラエルに対してエロヒムから最終警告のメッセージがあったとされ、2015年8月6日でエロヒムのイスラエルへの保護が無くなったとのことだ。
宇宙人「ノンモ」説

次は「ノンモ説」だが、西アフリカ・マリ共和国に住むドゴン族の言い伝えには宇宙の創造主であるアンマが、ト・ポロ(シリウス)でノンモ(シリウス星人)を作り、更にそのノンモ(シリウス星人)の胎盤から作ったのが我々地球人だというものがある。
太陽を除く恒星では最も明るい星であるとされるシリウスは、もともと1つの星であると考えられていた。しかし、1844年の段階で、ドイツの天文学者ベッセルが軌道の揺らぎを観測し、伴星の存在が推定されていた。
この伴星の周期は50年で、非常に重い物質でできていると推定していた。
しかし、観測で確認されたのは1862年のことで、アメリカ人のA・クラークによる屈折望遠鏡の発明によって、やっと人間の目でシリウス伴星を見ることができるようになったといわれている。
この伴星は「シリウスB」と呼ばれ、半径は地球ほどだが質量は太陽ほどもある。これは1立方センチの重さが1トンとも、10トンともいわれ、地球には存在しない物質でできていると考えられている。こうした伴星の天文学的な性質が確認され、最初の白色矮星とされたのは1925年のことだ。
本来目で見ることができるはずの連星である、主星(シリウスA)と伴星(シリウスB)の光度差は極めて大きく、また近くにあるため、伴星が主星の光で遮られてしまい、小さな望遠鏡で伴星を見るのは無理であったため、その存在は長い間謎とされてきた。
ところが、この星の存在をはるか昔より知っていたとされる人々がドゴン族であり、かなり遠い過去に宇宙人たちとコンタクトを行い人類の起源を伝えられた可能性がある。
話が少し難しくなったが、要約すると「最近までシリウスはひとつの星だと思われていたが、ドゴン族にはシリウスが2つの星であるという言い伝えがあった。
それは過去にドゴン族が宇宙人とコンタクトがあった可能性を示唆する。これを鑑みると、神がシリウス星人を想像し、シリウス星人が人類を想像したという言い伝えに信ぴょう性がある」ということになる。
この他にもドゴン族の言い伝えでは
- 地球は太陽の周りを回っている
- 土星にはリングがある
- 木星は4つの衛星を持っている
- 月はとても乾燥している
というものがあり、木星の衛星は正確には16個あるがそれを差し引いても、高度な天文知識を持っていたことがわかる。そして、天文学だけではなく、医学的な知識もあり
- 血液が体内を循環している
- 白血球と赤血球の違い
などこちらも驚くほどの知識も伝承されている。
これらは、現代天文学の最先端情報と酷似する奇妙な伝承だと言えるため、そうなると人類も地球外生命体により創造された可能性が高いと言えるのかもしれない。
今回は割愛するが、このドゴン族に伝わる伝承では、その後の宗教につながったのではないかと考えられる内容の絵が残されている。
一時期は話題となったドゴン族ではあるが、マリ共和国は内政が安定していないこともあり調査が進んでいないようである。このドゴン族をさらに詳しく調査することで我々人類の起源に近づくことができる可能性が極めて高いように思うため、今後もウォッチしていきたいと思う。
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