超古代の謎はオーパーツで明かされる!?謎多き世界に残された謎の遺物…

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一般的には、人間が誕生し始めた時期と恐竜が生息していた時期は全く違うと考えられています。およそ5億年前に「カンブリア爆発」と呼ばれる生物の多様化が起こり、突如として脊椎動物をはじめとする今日見られる動物界の基礎ができ恐竜時代へと突入していくことになりますが、この仮説が「カブレラストーン」と呼ばれる謎の石によって覆されるかもしれません。

この謎の石は見た事がある人が多いと思いますが、どこか工芸品やお土産のような雰囲気もあるため、現在ではあまり学術的には取り上げられていないようです。

これが本物であるか、または偽物であるかという議論もありますが、詳しく見ていきたいと思います。

カブレラストーンとは

カブレラ・ストーンとは、ペルーのナスカ平原の近くの「イカ」という町から出土した約12000年前の古代の遺物石で、それらには多くの恐竜の絵が刻まれていて、ペルーの内科医ハビエル・カブレラ(以下、カブレラ博士)が1万5,000点以上にわたる彫刻石のコレクションを所有しています。

それらの石には、絶滅したはずの多くの恐竜たちが描かれているのですが、不思議なのは、「人間が恐竜に乗っている絵」や「人間が恐竜に餌付けしている絵」さらには「人間が武器を持って恐竜と戦っている絵」がある事です。

カブレラストーンについては、ここまでは知っている人も多いかもしれませんが、実は、この恐竜の絵の他にも心臓手術や頭部手術の様子、世界地図、天体望遠鏡で宇宙を観測する人などの、当時ではありえないと思われる様子が描かれた石も見つかっているため、オーパーツとして扱われています。

カブレラストーンの発見は1961年で、「イカ」の町にあるイカ川は年中ほとんど干上がっていたそうですが、砂漠地帯に大雨が降った時に氾濫し、その氾濫により大地が削られ、古い地層が地表へと姿を表し、その中から大量の石が発見されたと言われています。

人間が誕生した時には、既に恐竜は絶滅していたはずであり、誰が何のために石に恐竜の姿を描いたのか、そして、なぜ恐竜のその姿を知っていたのか謎とされたのですが、当時の技術では制作が不可能と判断されたこともあり話題を呼びました。

また、頭部や心臓手術の絵もあったということは、それらが可能な高度な医療技術を有していたことになるわけで、高度な技術をもった謎の古代文明が存在していたということになりますがそのような文明の痕跡は発見されておらず、ましてや12000年前にそのような技術を有していたとは常識的に考えられません。

カブレラストーンの発見

先ほどは、カブレラストーンは川の氾濫によって偶然発見されたと説明しましたが、調べてみるともうひとつ話がありましたので紹介します。

ある時、カブレラ博士は友人の医師と会った時に、一つの石をもらったそうですが、それは手のひらくらいの大きさの平べったい石で、表面に魚の絵が描いてありました。

この友人もイカの町で開業医をしていて、話によると、診察料の代わりにこの石を差し出す患者もいるということで、この友人も人から人へと巡って来た石が手元にいくつかあり、ちょっと珍しいのでカブレラ博士にプレゼントをしたのだそうです。

家に持ち帰ったカブレラ博士は何気なくこの石を見つめていたそうですが、雨も降らず枯れ果てたイカの町で製作されたものにしては「魚の絵」というのも不自然であることに気づいたそうです。

それにこの絵は、塗料で描かれたものではなく、石の表面に溝を彫るという手段で絵が描かれているのも技術的に疑問があり、この魚を見ているうちにカブレラ博士は、魚にしては妙にヒレが大きいし、そのつき方も何か違うことに気づきました。

そして、これは魚ではなく、太古に存在していた魚竜ではないのかと思ったそうですが、貧しい生活をしているインディオたちが、写真や絵を手に入れて、しかも機械を使ってこのようなものを作れるとは思えず、疑問だけが残ったそうです。

ある日、診察のかたわら、患者であるインディオの一人にこの石のことを聞いてみたところ、インディオたちがこの石をあちこちで売っていることはすでにこの辺りでは常識化していて、カブレラ博士は製作者がいるのであれば、その人のことを聞こうと思いました。

しかし、インディオの話によると、自分たちが作ったものではなく、ある場所から掘り出してきたものだというのです。ますます興味を持った博士はその場所に案内してもらうように頼んだのですが、インディオたちにしてみれば、自分たちの大事な収入源であるこの石の場所は教えたくないようで、カブレラ博士は場所のことは誰にも言わないからと約束し、報酬を渡すことで何とか案内してもらうことになったそうです。

現場での発掘作業を見たカブレラ博士は、これらの石がまぎれもなく先史文明の遺品であることを確信し、この石を収集することを決意。

インディオたちに「これからは君達が掘り出した石は、全て私の所に持って来てくれ。もちろん全て買い取らせてもらう。」と話を持ちかけ、その日から博士の診療所には次々と石を持ったインディオたちが訪れるようになり、診療所の一つの部屋はたちまちこの奇妙な石でいっぱいになりました。

石の大きさはバラバラで、小さなものでは手のひらに乗るくらいで、大きいものは1メートルくらいのものもあったそうです。

カブレラストーンの真相

1977年、イギリスのBBCテレビで、カブレラ・ストーンの真相を探るドキュメンタリー番組が制作されています。この番組では、バジリオ・ウチュヤという名前の農民が出てくるのですが、バジリオは妻と共謀して、カブレラ・ストーンのニセモノを作ったと告白しています。

バジリオによれば、石は歯医者が使うドリルを使って削ったと言っています。また、色は靴墨を使って黒くし、ロバや牛の糞の中で焼くことで古色蒼然とした古い外観に見せかけたそうで、最終仕上げとしてカブレラストーンを燃やしたそうですが、その時に使用したカマドも発見されています。

それでは、カブレラストーンは全て偽物かというと、それはちょっと結論を急ぎすぎで気になる話しがあります。もともとバジリオは、本物のカブレラストーンの発掘を行っていたのですが、ある時、警察から盗掘の疑いをかけられ取調べを受けたことになったそうです。

そこで、本物のカブレラストーンを売り買いする仲だったカブレラ博士に相談したところ相談を受けた博士は、「以後のこともあるので、自分のところへ持ち込んでいる石は、あなた自身が彫った偽物だということにしてはどうか」と提案されたそうです。

バジリオは、その案を受け入れたものの、偽物で押し通すには、彼自身がそれを作る技術を身につける必要があり、日々、技術を磨いたそうですが、それが偽物作りを手がけるキッカケになったそうです。

そして、その後、ニセモノ作りが金になることを知ったバジリオは、発掘の合間に副業のニセモノ作りに精を出すようになっていった。

しかし、バジリオは、継続的に買い求めてくれるカブレラ博士だけには、オクカヘ砂漠から探し出した本物を渡し、ニセモノを渡すことはなかったというのです。

この話は、いささか作り話っぽい気がしますが、そうだとすると、世の中には本物と偽物が混在していることになり、カブレラ博士が所有するコレクションは本物ということになります。

カブレラストーン偽物説

オーパーツは必ずと言っていいほど偽物説が出回ります。それは常識ではありえないからなのですが、常識では理解できないことなど世界中には山ほどあり、だから「オーパーツ」という言葉が生まれたという経緯があります。

イギリスのBBCテレビのドキュメンタリーも興味深いものではありますが、それで全て説明がつくかというとそうでもなさそうです。

1966年にペルー工科大学学長だったサンチアゴ・カルボ氏と、ペルー国立考古学研究所のアレハンドロ・ペシア氏の2人が、プレ・インカ時代(およそ紀元前1000年頃から紀元1000年頃)の墓から副葬品として納められた「カブレラ・ストーンと同種の石」を発見しているのです。

さらにこの石を1万個以上も収集し、私設博物館まで作ったカブレラ博士も、1967年6月、マウリシオ・ホッホシルト鉱業会社に石の分析を依頼。
その結果1万2000年以上前に製作されたという鑑定結果を得ています。

ところが、wikipediaでは「偽物ということで終止符が打たれた」という趣旨の内容が記載され、これらの事実が無視されている感があります。

結局、このオーパーツも最終的には真実は迷宮入りしたことになりますが、どうも偽物と本物が混在しているというのが真実ではないかと個人的には思います。

もしかしたら、本物は1万個の中の1個なのかもしれませんが、人間が恐竜と共存していたとすると、今までの歴史が大きく覆されることになるのでとても面白いオーパーツだと思います。

みなさんがどちらの説を信じるかは自由ですが、何か情報があれば押してもらえると嬉しいです。